ぎっくり腰の原因と治し方

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰とは腰の筋肉の急性炎症です(正式には急性腰痛と呼びます)。通常は重い荷物を持ち上げたりした時などに起こりますが、わずかなきっかけ(手を伸ばして物を取る、くしゃみ等)で発生することもあります。

ヨーロッパではその急な激痛を形容して「魔女の一撃」と呼ばれています。

 

ぎっくり腰の原因

ギックリ腰の原因は様々ありますが、基本は疲労が積み重なってのものです。特に若い時は無理をしがちです。少々の痛みだったら「数日したら治るやろ」と楽観的に自己判断し、無理を続けてぎっくり腰になります。あとは筋肉が原因でないものもあります。年齢を重ねることにより骨や椎間板が衰えたりして腰に痛みが出たり、ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症などが原因の場合もあります。

これらは正式にはぎっくり腰とは呼びませんが、腰に痛みが出るという点では同じなので原因が何なのかは整形外科さんで診察を受けるまではわかりません。

ご自身で「ぎっくり腰」と決めつけるのは危険だということです。

 

ギックリ腰のよくある質疑応答

ぎっくり腰になってしまいましたが病院へ行った方がいいのでしょうか?今までも何回かぎっくり腰になりましたが、数日で勝手に治っていたので整骨院へ行ったことがありません。
何回か繰り返しているとのことですが、ぎっくり腰になる間隔が短かくなって痛みも増してませんでしょうか?それであればクセになってますので早めに治療を受けることをお勧めします。
過去に何度かぎっくり腰をしてます。おかげ様でぎっくり腰になりそうな時はわかるようになったのですが、つい先日その前兆があったのですが、整骨院へ通った方がよいのでしょうか?
何回か繰り返しているとのことですが、ぎっくり腰になる間隔が短かくなって痛みも増してませんでしょうか?それであればクセになってますので早めに治療を受けることをお勧めします。

 

ぎっくり腰の期間

一度ぎっくり腰になると、激痛で日常生活や仕事がままならない期間は2~3日間。

その後、日常生活は送れるものの、痛みが残るのは7日間。

若干の誤差を入れて気にならなくなるのは14日後です。

ただし、「無理をしない・安静に過ごす」を守っての14日間です。

 

ぎっくり腰の治し方

まずは、どのぐらいの痛みかによって変わります。

車に乗れる・自転車に乗れる・歩ける→お近くの医療機関もしくは整骨院で治療を受けて下さい。

自分で起き上がれない→自分で起き上がれるようになるまでは安静にして寝ててください。

自分で起き上がれるようになったらお近くの医療機関もしくは整骨院で治療を受けて下さい。

 

自宅にいる時のぎっくり腰の治し方

1、安静

横になってて起き上がる動作はとても腰に負担が掛かります。とりあえず大人しく横になっておいてください。

横になる女性

 

2、冷やす

冷湿布では物足りません。アイスノンや氷嚢などしっかり冷えるもので冷やしておいてください。

アイスノン

 

3、患部を圧迫

腰痛ベルトの中にアイスノンを入れて固定して下さい。

 

4、挙上

膝を立てて寝て下さい。

仰向けで膝を立てて寝る女性

 

補足

仰向けになると腰が痛い人は横になるなど、自分が楽な体勢を見つけて下さい。

横になって寝る女性

 

5、起き上がり時

横向きになって、それから腕の力でゆっくりと起き上がるのがベストです。

先ほども申した通り起き上がる時は腰にとても負担が掛かりますのでくれぐれも慎重に。

 

ぎっくり腰の時にやってはダメな事

1、温める

しばらくはシャワー程度にしておいて下さい。

湯舟につかる女性

2、素早く動く

遅刻しそうな時でも走っちゃダメです。

走る女性

3、腰を曲げる

靴を履く時、床にある物を取る時、洗顔をする時、歯磨きをして口をゆすぐ時など、極力腰を使わずにひざを曲げる等の工夫をして下さい。

 

ぎっくり腰の予防

1、マッサージ

マッサージは腰痛の緩和にはおすすめです。人のカラダは疲労と回復を繰り返すのですが疲労の方が勝ってくると、カラダの中に疲労物質ができてしまいます。

この疲労物質が悪さをするのでマッサージで流してあげる必要があります。

マッサージをしてあげると疲労物質は流れ、筋肉はほぐれ、血流がよくなり身体がポカポカしてきます。

腰痛が治らない人はマッサージを受けてみてください。

 

 

2、ストレッチ

ストレッチもおすすめです。ただし無理は禁物なので、様子をみながらすすめましょう。

ストレッチする女性

ストレッチをより効果的に行うためのポイント

1、リラックスした状態でおこなう

ストレッチをおこなう際には、リラックスした状態で「どの筋肉を伸ばしているのか意識する」ことが最大のポイントです。普段から緊張した凝りやすい箇所は、特に力を抜くことを忘れないように。

 

2、息を止めず、ゆっくり呼吸をしながらおこなう

基本的にストレッチの際には、息を吐きながらターゲットとする筋肉を伸ばし、その状態を10~30秒キープします。呼吸を止めてしまうと、筋肉が緊張してしまいますのでNG。意識するために最初は「ハー」っと声を出しながらでも呼吸を止めないようにしましょう。

 

3、正しい姿勢でおこない、痛みを感じるまで伸ばさない

正しい姿勢でおこなわないと効果がないばかりか、特定の箇所に負担が掛かって痛みやケガの原因にもなりかねません。柔軟性、関節の可動域には個人差があるので、痛みを感じる手前の「イタ気持ちいい」範囲でおこないましょう。

 

4、動きに反動をつけない

反動を使って体を動かすと怪我をする場合があります。

反動を使わずに大きくゆっくりと動かしましょう。

 

ストレッチの基本知識と方法を写真付きで説明しています。

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